「妊娠中の母子感染に注意!」

公開日 2013年11月21日

更新日 2015年03月17日


 妊娠中にウイルスや細菌・寄生虫などに感染すると、おなかの赤ちゃんに影響を与える場合があります。人から人へ感染するものもありますが、ペットや家畜などの動物や、食べ物・飲み物から感染するものもあります。手洗いうがいを正しく行い母子感染に気をつけましょう。

 

風しん


 妊娠中に初めて風しんウイルスに感染した場合、おなかの赤ちゃんが難聴・白内障や緑内障・心臓疾患を起こすことがあります(先天性風しん症候群)。妊婦は手洗いうがいを行い、人混みへの外出はなるべく避けましょう。周囲の方は感染して家や職場などで妊婦にうつさないよう配慮し、夫や家族などが予防接種を受けることを検討しましょう。(妊婦は予防接種をうけることができません。)

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風しんについて(厚生労働省)

 

水ぼうそう(水痘)


 妊娠中に水ぼうそうになると、その感染の時期によっておなかの赤ちゃんに影響を与えることがあります。初めて感染すると、まれに赤ちゃんに眼の異常や皮膚の萎縮が生じることがあります。感染者に接触した場合にはすぐに病院に連絡しましょう。

 

サイトメガロ ウイルス


 多くの人は成長の過程で免疫(抗体)を獲得しますが、妊娠初期に初めて感染した場合は、おなかの赤ちゃんに肝障害や難聴などの影響が出ることがあります。

おなかの赤ちゃんを守るために特に気をつけること
●おむつ交換や子どもの食事、よだれの処理後は念入りに手洗いする
●飲み物や食べ物は子どもとは別にし、同じスプーンや箸を使わないようにする
●子どもの唾液やおしっこがついてしまったおもちゃはきれいにふき取る
●子どもへのキスは唇や頬を避ける
●手洗いや掃除の際は石鹸やアルコール、漂白剤を使用する
●妊娠中の性行為の際は、コンドームを使用する

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 ■トーチの会(先天性トキソプラズマ&サイトメガロウィルス 感染症患者会)

 

トキソプラズマ


 加熱が不十分な肉や猫のフン、土 などに存在する原虫で、感染しても健康な人には問題ありません。 しかし、妊娠中に初めて感染すると、流産・死産、胎児には脳や眼に障害が生じる場合があります。免疫(抗体)があればまず心配はありませんが、ペットのフンの始末、生肉、土いじり等には気をつける必要があります。

おなかの赤ちゃんを守るために特に気をつけること
●生肉や加熱不十分な肉を食べない
●包丁や調理器具は野菜用と生肉用に分けて使い、こまめに洗浄する
●土いじりをするときは手袋やメガネを着用し、作業後は十分な手洗いをする
●水道水以外の生水を何も処理しないまま飲まない
●ネコ用のトイレ掃除は他の人にお願いをする。掃除する場合には手袋やメガネを着用し、掃除後は十分な手洗いをする

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 ■トーチの会(先天性トキソプラズマ&サイトメガロウィルス 感染症患者会)
 

リステリア

 リステリアに感染したときの症状の重篤度には個人差がありますが、特に妊娠している方は重症化しやすいので注意が必要です。

 妊婦が感染すると、リステリアが胎盤や胎児へ感染し、流産や生まれた赤ちゃんに影響がでることがあります。

 また、リステリアは冷蔵庫内でも増えるので、冷蔵庫を過信せず、食品は期限内に(開封後は速やかに)食べるよう心がけましょう。リステリアは加熱により死滅するので、加熱して食べることも、予防対策の一つです。
 

◆家庭での予防方法
  ・生野菜や果物などは食べる前によく洗う。
  ・期限内に食べるようにする。
  ・開封後は、期限に関わらず速やかに消費する。
  ・冷蔵庫を過信しない。
  ・冷凍庫で保存する。
  ・加熱してから食べる。
 

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 ■「リステリア」による食中毒に注意してください。

お問い合わせ

市民福祉部 健康づくり推進課
住所:埼玉県羽生市東6丁目15番地
TEL:048-561-1121
FAX:048-563-4581

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