公開日 2018年11月20日
更新日 2022年05月09日
「四里の道は長かった。その間に青縞の市の立つ羽生のまちがあった。」で始まる明治の文豪田山花袋の小説『田舎教師』。
この小説の舞台となった羽生市は、埼玉県の北端に位置し、日本最大の流域面積を誇る利根川を背にしています。豊かな水と肥沃な大地に恵まれ、古くから農業と藍染めのまち、そして東日本一の衣料の町として栄えてきました。
都市と農村が交り合った「物づくり」のまちへと変貌をとげる中で、農業分野では埼玉県の推奨米”彩のかがやき”を中心に、うまい米づくりに取り組んでいます。また、農業振興の推進や交流人口の拡大を目指し、多くの人々が一年中楽しめる観光農園づくりの一環として、「羽生チャレンジファーム」を整備し観光型農業の一大拠点としています。
市街地から少し足をのばすと、豊かな田園風景が広がっています。春夏秋冬の様々な姿と夕陽の美しい利根川、県営さいたま水族館のある羽生水郷公園、朝どり野菜の販売とともにイベント開催で多数の来客がある三田ヶ谷農林公園「キヤッセ羽生」、グライダ
ーの体験搭乗ができるスカイスポーツ公園もあり、人々の憩いの場となっています。
商業分野では、平成19年には、国道122号昭和橋のそばに「道の駅はにゅう」が完成、そして須影地区内には年間集客力約1,000万人を誇るイオンモール羽生がオープンしました。令和2年には、国道122号沿いの市内中心部にある岩瀬地区に、大型商業施設「カインズモール羽生・フォルテ羽生」がオープンし、周辺の住宅街、近隣の羽生総合病院、埼玉純真短期大学、県立羽生第一高校などと一体となり、「愛藍タウン」として整備することでさらなる住みよいまちへと変化しています。
積極的なまちおこしの取り組みとして、羽生市のイメージキャラクター「ムジナもんとその仲間たち」や海外を含めた全国のキャラクターとともに「世界キャラクターさみっとin羽生」を毎年開催しています。平成25年の「第4回ゆるキャラ(R)さみっとin羽生」では、マスコット集合数376体としてギネス世界記録に認定されました。今後もさらに、日本一魅力ある羽生市を目指すべく、誰もが幸せを感じるまちづくりを進めてまいります。
羽生市では、このホームページに行政情報をはじめ、皆様の暮らしに役立つ情報や、観光・イベントの話題などを紹介いたします。羽生市についての楽しさが心に沁みるように、今後とも内容の充実を図ってまいります。
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