農業者年金制度

公開日 2009年10月19日

更新日 2015年02月26日

制度の特色

少子高齢化時代に強い年金です。

 自分の年金原資を自分で積み立てる、積立方式の確定拠出年金です。年金額が加入者・受給者の数に影響されない安定した年金で、運用利回りの状況などで保険料が引き上げられることもありません。

農業に従事する方は、広く加入できます。

 国民年金の第1号被保険者で年間60日以上農業に従事する60歳未満の方は、誰でも加入できます。農地を持っていない農業者や家族従事者も加入できます。脱退も自由です。脱退してもそれまでに支払った保険料に対応した年金を受け取ることができます。

保険料は、自由に選択できます。

 毎月の保険料は20,000円を基本とし、最高67,000円まで1,000円単位で選択できます。
 それぞれの経済的な状況や老後設計などに応じて保険料を自由に設定でき、かつ、いつでも見直すことができます。

税制面でも特例が用意されています。

 支払った保険料(年額最高80万4千円)は全額、社会保険料控除の対象になり(民間の個人年金の場合、控除額の上限は5万円です)、保険料の15%〜30%程度という大きな節税効果があります。また、農業者年金基金が運用して毎年度各個人に配当する運用益は課税されません。将来は受け取る農業者年金も公的年金等控除が適用されます。

80歳までの保証が付いた終身年金です。

 年金は生涯支給されます。仮に加入者・受給者が80歳前に亡くなった場合でも、死亡した翌月から80歳までに受け取れるはずであった農業者老齢年金が、死亡一時金として遺族に支給されます。

認定農業者など担い手には、保険料の国庫助成があります。

 認定農業者など一定の要件を満たす農業者には保険料の国庫補助(政策支援)があり、基本保険料2万円のうち最高半額、生涯で最大216万円の補助を受け取ることができます。国庫補助額とその運用益は個人ごとに積み立てられ、将来受給する特例付加年金の原資となります。

関連情報

独立行政法人 農業者年金基金

 

お問い合わせ

農業委員会 農業委員会事務局
住所:埼玉県羽生市東6丁目15番地
TEL:048-561-1121
FAX:048-563-4329