公開日 2011年02月28日
更新日 2019年03月14日
羽生市の成り立ち
利根川沿いの羽生のまちは、水利がよく土地も肥え、早くから農耕文化が栄えたところで古い塚や古墳、出土した埴輪はそのことを証明してくれます。このため羽生の地名は埴輪から転化したものだといわれています。歴史上、羽生という地名が出てくるのは文明10年(1478年)の太田道灌の手紙に「武州羽生の嶺にたてこもり」と書かれているのが最初です。その後「羽生城」ができ、その支配する領分を羽生領と呼ぶようになり、「羽生」の地名が広まったと考えられます。徳川家康が江戸に幕府を構えると、江戸を守るかなめとなり、幕府直轄の天領や旗本領が多くなり、領有関係は細かく入り乱れました。
徳川時代の小規模な村々49ヶ村は、明治期に入り合併が繰り返され、明治22年市町村制施行により1町8村が成立しました。昭和29年9月1日には、羽生町ほか6村が合併し羽生市が誕生、県下16番目、全国で434番目でした。(世帯数—6,604戸、人口3万6,564人)その後、昭和34年4月1日に千代田村を編入し、現在に至っています。
市制施行・市庁舎竣工祝賀で賑わう羽生駅前(昭和30年1月)
市制あゆみ
昭和29年 | 市制施行(1町6村合併) |
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昭和34年 | 千代田村編入 |
昭和44年 | フィリピン共和国バギオ市と姉妹都市締結 |
昭和46年 | 大沼工業団地造成、企業進出 |
昭和49年 | 市庁舎落成・国道122号バイパス開通 |
昭和50年 | あだたら高原に少年自然の家が完成 |
昭和56年 | 羽生水郷公園オープン |
昭和57年 | 福島県大沼郡金山町と友好都市締結 |
昭和58年 | 県営さいたま水族館オープン |
平成3年 | 県営小松工業団地が分譲開始 |
平成4年 | 羽生インターチェンジ完成 |
平成5年 | スーパー堤防工事着手 |
平成6年 | ベルギー王国デュルビュイ市と姉妹都市締結 |
平成7年 | 地域おこし事業「羽生版ふるさと創生事業資金」を交付 |
平成8年 | 国道125号加須・羽生バイパス開通 |
平成9年 | 羽生駅前に小便小僧の銅像を建立 |
平成11年 | 羽生市民プラザオープン |
平成13年 | 三田ヶ谷農林公園「キヤッセ羽生」オープン |
平成16年 | 羽生駅舎供用開始 |
平成18年 | 国道122号新昭和橋が開通 |
平成19年 | 道の駅はにゅうオープン |
平成19年 | 川崎産業団地に大型ショッピングセンターオープン |