公開日 2012年04月03日
更新日 2016年03月22日
毘沙門山古墳
全長64m、高さ5m、後円部直径約35m、前方部を西に向ける2段築成の前方後円墳です。
明治36年東武鉄道の線路敷設のため前方部西側の一部が切り取られ、その際に埴輪の破片が発見されました。築造年代は、埴輪から6世紀後半代と考えられています。なお、毘沙門山古墳の東南方の毘沙門塚古墳(「塚畑」と呼ばれていた所)から、昭和32年に円筒埴輪が発見されています。
保呂羽堂古墳
毘沙門山古墳の西方180mのところにあり、高さ3m、直径28mの円墳とされていますが、帆立貝式古墳の可能性も指摘されています。頂上には保呂羽堂が建っています。昭和35年頃に、古墳の東南隅から人物埴輪の頭部が発見されました。築造年代は、5世紀後半から6世紀初頭と考えられています。
地下3メートルに沈んだ小松の古墳
小松神社の西隣には古墳があると言っても、誰も信じないでしょう。今は全く平坦だからです。ところが、地中深くに眠っている古墳があることが分かっています。これは、関東造盆地運動によるもので、こんなに深く沈んでいるのは、日本国内でも稀で、研究者の間では有名です。
1号墳では、昭和54年に石室の部分だけ発掘調査がなされ、床から鉄刀や装身具類が出土しました。これらの遺物の年代から、7世紀の初めごろに造られたものと推定されています。
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