公開日 2012年10月29日
更新日 2015年03月16日
はにゅうのお米、安全宣言!
〜羽生産米の放射性物質検査の結果について〜
更新日:2012年10月29日
放射性物質検査について
東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響について、国が定める調査方法に基づき、埼玉県が平成24年産の米の放射性物質検査を実施しました。
【国が定める検査方法】
(1)重点検査
国の基準に基づき、重点検査が必要な地域においては、1地域3点以上実施。
(2)通常検査
国の基準に基づき、市町村ごとに1点以上実施。
区域 | 検査密度 |
---|---|
〔重点検査区域〕 23年産米の検査で50Bq/kgを超える放射性セシウムが検出された 旧市町村及び隣接する旧市町村 |
水稲作付面積1ha当たり1点 |
〔通常検査区域〕 1.国が定める区域 2.上記以外の区域 |
1.市町村ごとに3点又は1点以上 2.市町村ごとに1点以上 |
本市においては、上記の「通常検査」の実施区域として、市内で1点以上の検査を実施することになりました。そして、この検査結果により、市内全域の出荷制限の可否が判断されることになります。
羽生産米の放射性物質検査の実施と結果
市と埼玉県加須農林振興センターでは、市内で最も早く米の収穫が見込める圃場(市内で1地点)で採れた米を検査米とし、8月21日に加須農林振興センターを通じて放射性物質検査米(玄米)を提出しました。
その検査結果について、8月24日に県から「検出限界値未満」という連絡がありました。
採取日:平成24年8月21日(本調査)・10月23日(補完調査)
結果判明日:平成24年8月23日(本調査)・10月25日(補完調査)
分析機関:財団法人 日本冷凍食品検査協会 横浜試験センター(本調査)
社団法人 埼玉県食品衛生協会 検査センター(補完調査)
品目 | 放射性物質の濃度(Bq/kg) | ||
放射性セシウム 134 |
放射性セシウム 137 |
放射性セシウム 計 |
|
/米 /(本調査)/ |
<2.5 | <3.4 | − |
/米 /(補完調査) |
<1.8 | <2.2 | − |
※「<○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値未満であることを示す。
【参考】基準値(一般食品):放射性セシウム100Bq/kg
これにより、昨年に引き続き、羽生産のお米は安全と認められましたので、出荷・販売等が可能になりました。
ぜひ、農家の皆さんが愛情をこめて育てた安全・安心で美味しい羽生産のお米をご賞味ください!