公開日 2023年07月26日
市議会ってなに?
羽生市を住みやすいまちにするためには、羽生市に住んでいる市民みんなで話し合うことが一番良い方法(ほうほう)ですが、市民全員(ぜんいん)が一度に集まることはできません。そこで、市民の中から代表(だいひょう)として話し合う人を選挙(せんきょ)で選(えら)びます。その代表者を「市議会議員(しぎかいぎいん)」といいます。
市民の代表の「市議会議員」や市長が、羽生市を住みやすいまちにするために話し合い、いろんなこと決めていくところが「市議会(しぎかい)」です。
市議会のしごと
市議会(しぎかい)では、市長が提案(ていあん)した市の仕事(しごと)やルール、お金の使い方などについて、市議会議員が話し合って決めます。この提案を議案(ぎあん)といい、話し合って決まったことを議決(ぎけつ)といいます。
市長は市議会議員と同じように選挙(せんきょ)でえらばれた人で、市の仕事を計画(けいかく)して進める責任者(せきにんしゃ)です。市議会と市長はおたがいに意見(いけん)を出し合い、協力(きょうりょく)しながら住みやすいまちにするために、それぞれ市の仕事をしています。
市議会では市のいろんなことを決めます。
・市のルール「条例(じょうれい)」を決めます。
・市が仕事をするためのお金の使い方「予算(よさん)」を決めたり、そのお金が正しく使われているかどうか「決算(けっさん)」を調べたりします。
・市の仕事が正しく行われているかを調べます。
・市長の仕事を助ける「副市長(ふくしちょう)」や学校のことなどを決める「教育委員(きょういくいいん)」など、市の大切な仕事をする人たちを決めます。
・国や県に対して、こうしてほしいという意見を出します。
・市民から出た意見(いけん)や要望(ようぼう)「請願(せいがん)」が、市のために必要(ひつよう)かどうかを調べます。
市議会議員ってどんなひと?
市議会議員は選挙(せんきょ)で選ばれます。議員になりたい人は25歳から立候補(りっこうほ)できます。18歳以上の市民が選挙で市議会議員を選ぶこと「投票(とうひょう)」ができます。
羽生市の市議会議員の人数「定数(ていすう)」は市のルールで14人と決められています。市会議員として、はたらくことができる期間「任期(にんき)」は、4年間です。
議長(ぎちょう)と副議長(ふくぎちょう)
「議長」と「副議長」は議員の中から議員による選挙(せんきょ)で選ばれた市議会の代表と副代表です。
「議長」は市議会の代表として市会議をまとめ、会議を進めます。「副議長」は議長を助けたり、病気(びょうき)などでいないときにかわりに仕事をしたりします。