公開日 2020年06月19日
更新日 2022年04月27日
日本全国において、台風や大雨による大規模な被害が毎年発生しています。
令和元年東日本台風では、日本各地に甚大な被害をもたらしました。羽生市の24時間降水量は過去最高を記録し、188名の方が自主避難されました。
羽生市では、市民の皆さまが洪水からの逃げ遅れが発生しないよう、洪水ハザードマップを活用し、各家庭の事前防災計画「マイ・タイムライン」の作成を進めております。
市民の皆さまが、大雨災害に備えるため、マイ・タイムラインを作成することは、大きな減災効果に繋がります。
自分の家族構成や、生活環境にあった避難に必要な情報や行動を把握して、マイ・タイムラインを作成しましょう。
マイ・タイムラインとは
「マイ・タイムライン」は、平成27年9月に起きた関東・東北豪雨の鬼怒川の氾濫による被害を教訓として、犠牲者ゼロの目標に向け、国土交通省等が始めた取り組みです。
マイ・タイムラインとは、台風の接近によって河川の水位が上昇する時など、洪水時に自分自身がとるべき防災行動を時系列に整理し取りまとめたものです。
洪水発生時に、行動のチェックリストとして、また、避難等を判断するツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待できます。
マイ・タイムライン作成のポイント
羽生市洪水ハザードマップでは、利根川だけでなく、荒川などでも洪水浸水が想定されています。
台風や大雨は、事前に備えることができる災害であるといわれております。
洪水から命を守り逃げ遅れないためにも、いつ、何をすべきかなど、洪水ハザードマップを活用しながら検討し、各家庭のマイ・タイムラインを作成しましょう。
- 洪水ハザードマップを確認し、自分の身の回りに起こりやすい災害リスクを確認しましょう。洪水ハザードマップは、市のホームページでもご覧いただけます。
- 気象情報や避難情報は、避難の準備や避難開始のタイミングを決める目安となります。情報の入手方法(防災行政無線、市でホームページ、テレビ等)も決めておきましょう。
- 洪水ハザードマップを確認し、避難する場所を事前に想定しておきましょう。
マイ・タイムライン使用時の注意点
マイ・タイムラインを作成すると、自分と家族がとるべき防災行動が時系列で明確になります。
しかし、洪水は自然現象であり、また、台風の進み方や雨の降り方、気象警報の発表や避難情報の発令などは毎回異なるため、マイ・タイムラインで想定したとおりに進行するとは限りません。
そのため、実際の洪水において、マイ・タイムラインを使用する際には、次の注意点をふまえた行動をとってください。
- あくまでも行動の目安です。早めの避難を心掛けてください。
- 気象警報や避難情報等を、こまめに収集してください。
- 収集した情報をもとに、マイ・タイムラインを参考にして、臨機応変に行動してください。
羽生市版マイ・タイムライン
羽生市洪水ハザードマップ
・地図面 |
|
・情報面 |
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード