公開日 2020年09月10日
更新日 2022年01月11日
地震、台風などの災害が発生した場合、飼い主だけでなくペットも被災者となります。
災害により、大切なペットと離れ離れになってしまうことや預け先でのトラブルを避けるために、日頃からペットの安全確保について考え備えておく必要があります。
また、災害発生時のペットの取り扱いについて家族やご近所、飼い主仲間とコミュニケーションをとっておきましょう。緊急時にペットを預かってくれる方や場所を確保しておくことも大切です。
自宅が安全な状態であれば、住み慣れた自宅にいるほうがペットも安心です。人は無理でもペットが自宅で生活できる状況なら、避難所から世話に通う方法もあります。
いざという時、ペットを守れるのは飼い主だけです。
ペットのために備えておきたいこと
ペットのしつけと健康管理
預け先でのトラブル防止のために、むやみに吠えないようにしておく、ケージやキャリーバッグに慣らしておく、人や他の動物を怖がったり攻撃的にならないように慣らしておくなど、日頃からペットを様々な物や環境に慣らしておくとよいでしょう。
また、犬ならば「待て」「お座り」などの基本的なしつけをしておきましょう。
さらに、感染症の発生を防止するため、普段からワクチン接種や寄生虫の駆除など健康管理に注意したり、不必要な繁殖を防止するため、不妊・去勢手術を実施したりしておきましょう。
ペットが行方不明にならないための対策
ペットと離ればなれになったときのため、首輪に迷子札・鑑札・狂犬病予防注射済票・マイクロチップ等をつけておきましょう。
ペット用の避難用品や備蓄品の確保
災害に備えてペットに必要な物資を用意しておきましょう。
(必要な避難用品・備蓄品例)
・療法食、薬(必要なペットには必ず用意)
・ペットフード、水(5~7日分)
・キャリーバッグやケージ
・予備の首輪、リード(伸びないもの)
・飼い主の連絡先やペット情報を記録したもの
・ペットの写真
・ペットシーツ
・トイレ用品
・食器
・ガムテープ(ケージの補修など多用途に使用可能) 等
参考資料
災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>[PDF:7.41MB]
「ペットも守ろう!防災対策」[PDF:2.5MB]
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