市議会の役割

公開日 2023年11月08日

更新日 2023年11月08日

市議会の役割

 私たちが住んでいる羽生市を住みよいまちにするためには、市民全員で話し合って決定し、実行していくことが望ましいですが、市民全員が集まって話し合うことは困難です。そこで、選挙によって市民の代表である市長市議会議員を選び、市民の声を市政に反映させます。

 市議会議員は、市の意思決定をする「議事機関」である市議会を構成し、市長の提案する予算や条例などの議案を審議し決定します。

 市長は「執行機関」として、市議会の決定に基づいて具体的な行政運営を進めていきます。

 市議会と市長は、独立した立場でお互いの責任と権限の範囲で行動し、均衡を保ちながら共に市民の住みよいまちづくりの実現を図ります。

 

 

市議会の仕事

 市議会は、市民の代表として十分な活動ができるように地方自治法によって、議決権、調査権、監査請求権などの権限が与えられています。これらの権限に基づいて、次のような仕事をしています。

 

議決

市長や議員から提出された議案などを審議して、市政を進めるうえで重要な事柄の可否を決めます。このように、議会が意思を決定することを「議決」といいます。その主なものは、次のとおりです。

・条例の制定・改正・廃止

・予算の決定、決算の認定

・一定の基準による契約の締結、財産の取得・処分など

 

選挙・同意

議長・副議長や選挙管理委員などを選挙によって選出します。また、市長が副市長、監査委員を選任するときや教育委員会委員の任命について、同意するかどうかを決めます。

 

市政のチェック

市政が適正に行われているかを調査します。また、市の事務に関する書類などを検査したり、監査委員に対し監査を求め、その報告を請求することができます。

 

意見書の提出

市の公益に関することについて、国会や県などの関係行政庁に対して、意見書を提出します。

 

請願の審査

市民から提出される請願を受理し、議会として審査し、採択・不採択の意思表示を行います。

 

議員の定数と任期

 市民の代表として市民の要望や意見を市政に反映させたり、市政の方向を決めたりする重要な役割を担う市議会議員は、4年ごとの選挙によって市民の中から選ばれます。市内在住の満25歳以上の選挙権のある方が立候補できます。

 羽生市の市議会議員の定数は14人で、任期は4年間です。

 

議長と副議長

  市議会には、議員の中から選挙によって選ばれた議長と副議長がいます。

 議長は、市議会の代表者であり、市議会が円滑に運営されるよう努め、議場の秩序を保ちます。

 副議長は、議長に事故のある時や議長が欠けた時に議長の代わりを務めます。

 

 

お問い合わせ

議会事務局 議会総務課
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TEL:048-561-1121
FAX:048-561-6657