公開日 2023年07月26日
更新日 2023年11月08日
定例会と臨時会
市議会には、年4回定期的に開催される定例会(通常は3月、6月、9月、12月)と、必要に応じて開催される臨時会があります。
定例会は、市長が招集しますが、議会運営委員会の議決を経て議長から請求があった場合及び議員定数の4分の1以上の議員の請求があった場合には、市長は臨時会を招集しなければなりません。
定例会及び臨時会では、初めに会期が定められ、原則としてその期間中に本会議や委員会を開催して、議案の審議や審査を行います。
市議会は、会期中に活動するのが原則ですが、この期間に結論がでなかった案件については、一定の手続を経れば、閉会中も委員会を開き、継続して審査することができます。
本会議
全議員が議場に集まって会議をするのが本会議です。市長から市議会に提出された議案や市議会としての意見書提出などの可否は、この本会議において多数決で決定されます。
本会議を開くには、定数の半数以上の議員の出席が必要であり、議案の可決には、原則として出席議員の過半数の賛成が必要です。
委員会
市議会では多くの議案などを扱い内容も幅広い分野にわたるため、本会議だけで審査するには時間がかかります。そこで、より詳しく能率的に審査するため委員会を設けています。
委員会には、常に設置されている常任委員会と議会運営委員会、必要に応じて設置される特別委員会があります。
羽生市議会には、次のような委員会が設けられています。
常任委員会
常任委員会は常設され、市の事務に関する調査及び議案、請願等の審査を所管別に受け持ち、調査結果を本会議で報告します。本会議では、この報告を参考にして最終的な決定をします。羽生市議会では、2つの常任委員会が設置されています。
○ 総務文教委員会
○ 都市民生委員会
議会運営委員会
議会の運営を効率的、円滑な運営を図ることを目的とし、議会の運営に関する事項、議会の会議規則、委員会条例に関する事項、議案・請願等の委員会の付託先などを審査します。また、議長の諮問機関としての役割もあります。
特別委員会
特別委員会は、特定のことがらだけを専門的・集中的に調査するため、必要な時に本会議の議決により設けられ、調査の終了や解決した時点で審査終了となり、その特別委員会は廃止となります。
議会広報委員会
議会で決定したことや開催されたことなどを広く知ってもらうため、定例会ごと(年4回)に発行している「羽生市ぎかいだより」や市ホームページに掲載する議会情報を編集するための委員会です。
市議会の流れ
定例会はおおむね次のように進められます。
本会議 |
【開会】 【議案の上程・説明】 議会に提出した議案について、提案者が説明を行います。 【質疑】 議員が議案について質疑を行い、提案者が答弁します。 【委員会付託】 議案を詳細に審査するため委員会に付託します。 【一般質問】 議案とは別に、議員が市政全般について質問を行い、市長等が答弁します。 |
委員会 |
【説明】 議案について担当課長等が詳しく説明します。 【質疑】 議案に対する質疑を行い審査します。 【採決】 委員会として議案に対して賛成・反対の採決を行います。 |
本会議 |
【委員長報告】 委員長が委員会での審査経過や結果を報告します。 【質疑】 報告内容について委員長に質疑を行います。 【討論】 議員が議案に対して賛成・反対を明らかにし、意見を述べます。 【採決】 議案に対して賛成・反対の採決を行い、議会の意思決定をします。 【閉会】 |