公開日 2025年03月27日
更新日 2025年03月28日
高次脳機能障がいとは、事故(交通事故、転落、転倒等)や病気(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)により脳に損傷を受けた後遺症として、記憶力や注意力の低下などの症状が現れ、日常生活や社会生活に支障がでる障がいです。
症状が外見からわかりにくく、また本人に自覚がないことも多いため、「見えない障がい」と言われることもあります。そのため、障がいのある人の周囲の方にも、この障がいに対する理解が必要です。
主な症状
記憶障がい | 過去の出来事が思い出せない、新たな体験を記憶できない、同じことを繰り返し質問する等 |
注意障がい | 集中力が持続できない、簡単なミスが多い、同時に二つのことができない等 |
遂行機能障がい | 計画的に仕事や物事を処理できない、物事の優先順位がつけられない等 |
社会的行動障がい | 感情のコントロールができない、意欲の減退、自己中心的になる等 |
※損傷を受けた脳の部分などにより、障がいの程度や現れ方は異なります。受傷後の変化や対応については、主治医または高次脳機能障がいに対応できる医療機関にご相談ください。
受けられる支援
・精神障害者保健福祉手帳
・自立支援医療(精神通院)
・障害者総合支援法による障がい福祉サービス
詳しくは、社会福祉課へお問い合わせください。
相談窓口
埼玉県高次脳機能障害者支援センター
埼玉県では、総合リハビリテーションセンター内に「高次脳機能障害者支援センター」を開設し、 ご本人やご家族、関係機関からの相談に対応する「総合相談窓口」を設置しています。
住所:上尾市西貝塚148-1
相談専用電話:048-781-2236
相談受付時間:午前9時から午後5時まで 月曜日から金曜日(年末年始・祝祭日を除く)
専門の相談員がご相談をお受けします。
電話、来所にてご相談いただけます。相談は無料です。
相談内容に応じて、支援センターの各部門、関係機関と連携をとり、支援します。
高次脳機能障害者支援センター(「埼玉県総合リハビリテーションセンター」ホームページへ移行)
関連情報
・高次脳機能障害者支援(「埼玉県」ホームページへ移行)
・高次脳機能障害情報・支援センター(「国立障害者リハビリテーションセンター」ホームページへ移行)