帯状疱疹ワクチンの定期予防接種のお知らせ

公開日 2025年03月21日

更新日 2025年03月21日

帯状疱疹とは

 帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、体の左右どちらかの一部にピリピリと刺すような痛みとともに赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる皮膚の疾患です。50歳以上になると発症しやすく、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。

 

使用するワクチンについて

  帯状疱疹ワクチンには、接種方法や回数に違いがありますので、接種の際には医師にご相談ください。

ワクチン名

乾燥弱毒生水痘ワクチン

「ビケン」(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

「シングリックス」(不活化ワクチン)

接種回数 1回

2回(※)

接種方法 皮下注射 筋肉内注射

※2か月間隔で2回接種する。但し、2か月を経過した場合は、6か月後までに2回目を接種する。

 

帯状疱疹ワクチンの効果

 帯状疱疹に対するワクチンの予防効果(報告)

  生ワクチン(阪大微研) 不活化ワクチン(GSK社)
接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

※合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、不活化ワクチンは9割以上と報告されています。

 

帯状疱疹ワクチンの安全性

 ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

主な副反応の発現割合 生ワクチン(阪大微研) 不活化ワクチン(GSK社)
70%以上  疼痛*
30%以上 発赤*

発赤*

筋肉痛、疲労

10%以上

そう痒感*、熱感*

腫脹*、疼痛*、硬結*

頭痛、腫脹*

悪寒、発熱、胃腸症状

1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛

*ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚労省にて作成

接種開始時期

 令和7年4月1日(火)

 

助成金額

 帯状疱疹ワクチンの定期接種化に伴い、下記のとおり接種費用の一部を助成します。 

ワクチン名 助成金額 助成回数

乾燥弱毒生水痘ワクチン

「ビケン」(生ワクチン)

4,000円

1回

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

「シングリックス」(不活化ワクチン)

4,000円 2回

※2回目の接種時期が定期接種の対象年齢外となった場合は、助成金は受けられなくなりますので、ご注意ください。

※助成は一生に一度です。(シングリックスは2回で一度です)

 

自己負担額

・市内の実施医療機関で予防接種を受け、予防接種の費用から4,000円を差し引いた下記の金額を医療機関窓口でお支払いください。

ワクチン名 1回当たりの自己負担額

乾燥弱毒生水痘ワクチン

「ビケン」(生ワクチン)

4,860円

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

「シングリックス」(不活化ワクチン)

18,060円

・市民税非課税世帯・生活保護受給世帯・中国残留邦人等支援受給者の方については全額助成をします。                    

※接種する際に、予防接種で使用する証明書(非課税世帯の方)又は受給証(生活保護受給世帯の方)、本人確認証(中国残留邦人等支援受給者の方)の写しが必要となりますので医療機関へご持参ください。非課税世帯の方の予防接種で使用する証明書は、本人確認書類(運転免許証・各種保険証等)、委任状(別世帯の方が取得する場合)を持参の上、税務課において無料で取得できます。

 

令和7年度の定期接種の対象者

(1)当該年度に65歳となる方

(2)5年間の経過措置として、当該年度に70・75・80・85・90・95・100歳となる方

(3)60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障がいが有り、かつ対象の障がいで、身体障害者手帳1級を有する方(医療機関へ手帳をご持参ください)

(4)100歳以上の方も、定期接種初年度(令和7年度)に限り、全員対象となります。

※定期接種に該当する方には、「帯状疱疹定期接種開始のお知らせ」(はがき)を発送します。

【令和7年度 定期接種対象者】

対象年齢 生年月日
65

昭和35年4月2日から昭和36年4月1日

70

昭和30年4月2日から昭和31年4月1日

75 昭和25年4月2日から昭和26年4月1日
80 昭和20年4月2日から昭和21年4月1日
85 昭和15年4月2日から昭和16年4月1日
90 昭和10年4月2日から昭和11年4月1日
95 昭和5年4月2日から昭和6年4月1日
100 大正14年4月2日から大正15年4月1日
100以上 大正14年4月1日以前

※上記以外の方は、任意接種となりますので、かかりつけ医などの医療機関にご相談ください。

 

定期接種を除かれる方

 予防接種法施行規則第2条の規定により、定期接種化前に当該予防接種に相当する予防接種を受けたことのある方は、定期接種の対象外です。但し、不活化ワクチンの2回目が定期接種に該当する方は除きます。

 

その他

・市内委託医療機関に備え付けの予診票があります。

・医療機関に予約してから、市から届いたはがきを持参のうえ、マイナ保険証等を提示して接種してください。

・市外(埼玉県内)の医療機関でも接種することができます。接種可能な医療機関は予防接種相互乗り入れ協力医療機関(埼玉県医師会ホームページ)新しいウィンドウで外部サイトを開きますでご確認ください。市外の医療機関で接種を希望する方は書類(予診票)をお渡ししますので、事前に健康づくり推進課健康づくり推進係へお問い合わせください。

・原発避難者特例法の対象となる福島県内の13市町村から避難されている方も対象です。

・その他災害等で住民票を移さずに羽生市に避難し、居住地での予防接種を受けることが困難な方は、事前に健康づくり推進課健康づくり推進係へお問い合わせください。

・「帯状疱疹ワクチン定期接種開始のお知らせ」(はがき)を紛失された方、未接種の状態で他市から転入された方は、葉書を発行いたしますので、健康づくり推進課健康づくり推進係へお問い合わせください。 

 

市内実施医療機関一覧(令和7年4月1日現在)

 

医療機関名

住所地

電話番号

1

新井整形外科

羽生市大字藤井上組1009

048-563-2326

2

いしばし糖尿病内分泌内科クリニック

羽生市大字下手子林1448

048-594-9336

3 いのうえ内科・呼吸器内科クリニック 羽生市大字中岩瀬323ー1 048-598-7733

4

漆原医院

羽生市大字下新郷1035-3

048-562-1551

5

柿沼クリニック

羽生市南4-7-26

048-561-0241

6

神山クリニック

羽生市大字上手子林62-2

048-565-1802

7 こぼり皮膚科クリニック 羽生市東6-1-15 048-560-1655

8

清水内科クリニック

羽生市南羽生3-7-14

048-562-2501

9

つばさ訪問ケアクリニック

※訪問患者様のみ

羽生市中央3-2-23 048-561-0283

10

出井医院

羽生市大字下羽生211-1

048-561-0411

11

冨田脳外科クリニック

羽生市南3-3-11

048-563-0050

12

中原整形外科医院

羽生市南4-2-8

048-561-0758

13 なかむら皮膚科クリニック 羽生市東5-17-31 048-562-5454
14 中村レディスクリニック 羽生市中岩瀬612 048-562-3505

15

萩原医院

羽生市西4-1-6

048-561-0976

16

羽生総合病院

羽生市大字下岩瀬446

048-562-3000

17

平野クリニック

羽生市東7-8-6

048-563-2841

18

ひらの内科胃腸科

羽生市大字藤井上組858-1

048-560-1385

19 メディモ・羽生内科 羽生市川崎2-281-3 イオンモール羽生1F 048-580-5558

20

山田クリニック

羽生市大字上新郷5939

048-561-0177

21

渡辺医院

羽生市北1-5-13

048-561-0021

22

わたなべ耳鼻咽喉科クリニック

羽生市大字藤井下組146-1

048-566-3387

 

関連リンク

帯状疱疹ワクチン(厚生労働省ホームページ)新しいウィンドウで外部サイトを開きます

お問い合わせ

健康福祉部 健康づくり推進課
住所:埼玉県羽生市東6丁目15番地
TEL:048-561-1121
FAX:048-563-4581