公開日 2026年10月30日
更新日 2026年10月30日
ペットと暮らすシニア世代の方へ
家族やパートナーとして、生活に潤いと安らぎを与えてくれ、日々の生きがいに繋がるペット。その存在は大きいものです。
一方で、ペットの飼い主には、そのペットが命を終えるまで適切に飼う「終生飼養」の義務もあります。
「一人暮らしの高齢者が急に亡くなって、ペットだけが取り残されている」
「飼っているペットの面倒をみてくれる人がいないから入院できない」
「ペットの世話が大変になってきた」
このような相談が増えつつあります。
自分のペットのこれからを想像し、”もしもの時”に備えて、日頃からペットのために何ができるのか考えおきましょう。
突然の出来事への備えは十分ですか?
飼い主さん自身のことを確認してみてください。
□単身または高齢者のみの世帯である
□家族・親族と疎遠である
□ご近所付き合いがない
□足腰が弱ってきている
□体力の低下が著しい
□ペットの名前が思い出せない
一つでも当てはまれば、予防策をとりましょう。
突然の出来事への備え
(例)けがや病気・事故による入院
<予防策>
・一時預かり先を見つけておく(血縁者、民間事業者など)
・ペットを預ける準備をしておく(本人の心構え、ペットを預ける練習など)
要介護状態進行への備え
(例)福祉施設入所・引っ越し
<予防策>
・終活ノートに記しておく
・新たな飼い主を探しておく
・ペットのための信託(※)を利用する
※ペットのための信託とは…。
ペットのための飼育費用を専用口座で管理し、いざとなったら、そのお金をペットのために使用できる仕組みです。行政書士などに相談しましょう。
生活環境を守るための備え
(例)自宅の衛生状態が悪化している、近隣住民から苦情がきている
<予防策>
・ペットの数を増やさない
・ペットの世話・部屋の清掃を頼める人や業者を見つけておく
適正に飼い続けるための備え
(例)ペットが子を産んだ、子猫などを拾ってきた
<予防策>
・不妊手術により、繁殖しないようにする
・かかりつけの動物病院をみつけておく
(例)散歩ができていない、汚い、しつけができていない、病気の治療ができていない
<予防策>
・しつけやケアなど、それぞれの民間事業者のサービスを利用し、日常的なケアを心がける
民間事業者のサービスを利用したり、動物病院などで専門的なアドバイスを受けましょう
年齢を重ねると、今まで当然できていたことも難しくなることがあります。
飼い主さん自身の体力などにあわせて、民間事業者を利用することを検討してみましょう。
また、ペットの介護を一人で頑張らず、ときには専門家に相談してみましょう。
・動物病院
病気の治療、不妊手術などを行います。
・ペットホテル
飼い主の留守中にペットを一時的に預かります。
・トリミングサロン
爪切りや毛玉取り、耳掃除などを頼めます。
・ペットシッター
飼い主の代わりに散歩などペットのお世話を頼めます。
・ドッグトレーナー
散歩・トイレ・留守番などのしつけを頼めます。
・老犬老猫ホーム
何らかの理由で飼えなくなった年老いたペットを終生お世話します。
関連リンク
環境省(外部リンク)共に生きる高齢ペットとシルバー世代 環境省
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