自宅(じたく)でできる胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)の練習(れんしゅう)

公開日 2024年04月01日

更新日 2024年04月01日

 

 大切(たいせつ)な人(ひと)が急(きゅう)に倒(たお)れて、呼(よ)んでも反応(はんのう)がなく、息(いき)をしていなければすぐに胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)を始(はじ)めることが重要(じゅうよう)です。
 消防署(しょうぼうしょ)には胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)を練習(れんしゅう)する専用(せんよう)の人形(にんぎょう)がありますが、皆(みな)さんの自宅(じたく)でも人形(にんぎょう)のかわりにペットボトルを使(つか)って胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)の練習(れんしゅう)をすることができます。

準備(じゅんび)するもの

 飲(の)み終(お)わったペットボトル500ミリリットル

 

(お)してみよう

(1)まずふたをしめたペットボトルをかたい床(ゆか)におきます。
(2)ペットボトルを胸(むね)の真(ま)ん中(なか)だと思(おも)って片方(かたほう)の手(て)を合(あ)わせます。もう片方(かたほう)の手(て)を組(く)んで、肘(ひじ)を伸(のば)してまっすぐ下(した)に押(お)せる位置(いち)についたら準備完了(じゅんびかんりょう)です。
(3)ペットボトルを誰(だれ)かに支(ささ)えてもらうと安定(あんてい)します。

ペットボトルを使(つか)った胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)の練習(れんしゅう)

 

どれくらい押(お)すの?

 大人(おとな)に対(たい)して胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)を行(おこな)う時(とき)は5センチメートル沈(しず)むまで押(お)しますが、ペットボトルを強(つよ)く押(お)す練習(れんしゅう)は、実際(じっさい)の胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)と同(おな)じくらいの力(ちから)で押(お)したことになります。

 

どれくらいの速(はや)さで押(お)すの?

 ふみきりの「カンカンカンカン」の音(おと)のリズムを思(おも)い出(だ)してみてください。1分間(ぷんかん)に100回(かい)から120回(かい)くらいがちょうどいい胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)です。

 

注意点(ちゅういてん)

 同(おな)じペットボトルで長(なが)い時間(じかん)練習(れんしゅう)しているとこわれる場合(ばあい)もあるので、交換(こうかん)しながら練習(れんしゅう)してください。

お問い合わせ

消防本部 警防課
住所:埼玉県羽生市大字藤井下組990番地1
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