公開日 2012年12月17日
更新日 2020年05月21日
羽生市汚泥再生処理センターについて
汚泥再生処理センターは、従来のし尿処理施設のように、し尿や浄化槽汚泥を処理するだけでなく、生ごみなどの有機性廃棄物も併せて処理し、汚泥等の再利用を可能とする施設です。
処理能力はし尿3キロリットル/日、浄化槽汚泥57キロリットル/日で、市内一般家庭から収集したし尿や浄化槽の汚泥をトラックスケールで計量し、その後砂や砂利などを取り除き、さらに細目スクリーン・微細目スクリーンで不純物を取り除き貯留槽へ送ります。また不純物は脱水後に乾燥させます。し尿は、一定量ずつ反応槽へ送られ微生物の働きにより効率よく分解浄化されます。その後、処理水と汚泥とに分離され、浮遊物の少ないきれいな処理水を放流します。
資源の再利用を考えた最新式の施設
「羽生市汚泥再生処理センター」は、し尿や浄化槽汚泥を安全かつ衛生的に処理することはもちろんのこと、余剰汚泥と生ごみを合わせ「炭化肥料」としての資源化を図る最新式の施設です。脱水された汚泥と学校給食センターから排出された生ごみを200度以上の熱で乾燥させ、さらに400度以上の熱で炭化させます。こうしてできた炭化製品「羽生たんぴくん(R)」は、土壌改良材や園芸肥料として利用が可能なため、市では10kgに袋詰をして市民の皆様に無料で配布しています(※炭化設備機器の故障のため、現在配布を停止しています。)。
所在地
羽生市下村君1252番地
・ 電話 048-566-2200(代表)
関連情報
・ 市内循環バス