公開日 2023年09月27日
日本には、まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が、農林水産省の推計によると、令和3年度には年間で約523万トン(事業系食品ロス約279万トン、家庭系食品ロス約244万トン)あったとされています。
※参考 食品ロスの状況(令和3年度)[PDF:148KB]
政府では、多様な主体が連携し、国民運動として食品ロスの削減を推進するため、令和元年10月1日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)を施行しました。
法第9条では、食品ロスの削減に関する理解と関心を深めるため、10月を「食品ロス削減月間」、10月30日を「食品ロス削減の日」としています。
【消費者庁】
食品ロスの削減の推進に関する法律〈外部リンク〉
食品ロスが引き起こす影響
廃棄された食品がごみとなり、焼却処分に多額の費用がかかります。
また、焼却されることで、二酸化炭素排出や焼却灰処理等による環境への負荷が懸念されます。
食品ロス削減のために
羽生市では埼玉県が提唱している「食べきりSaitama大作戦」を推奨しております。
取組その1 食べきりスタイル・・・食品ロスをできるだけ出さないライフスタイルの実践
・買い物の前に必ず冷蔵庫の中身を確認しましょう。
・少量パックを購入するなど、必要な分だけ購入しましょう。
・賞味期限と消費期限の違いを理解しましょう。
賞味期限・・・「おいしく食べられることができる期限」のこと。
期限を過ぎてもすぐに食べられないわけではありません。
消費期限・・・「過ぎたら食べない方がよい期限・安全に食べられる期限」のこと。
期限を過ぎたものは食べないようにしてください。
取組その2 食べきりタイム
宴会等の食べ残しを防ぐため、締めの15分前はゆっくり食事を楽しむ時間を設け、残った食事を食べきりましょう。
取組その3 食べきりメニュー
小盛メニューの設定や食べきりなどの呼びかけにより、飲食店等での食品ロスを削減しましょう。
市民の皆様におかれましては、食品ロスの削減にご協力をお願いします。
家庭用生ごみ処理機器の利用
食べきれず生ごみとなった食品の有効利用として、家庭用生ごみ処理機器による堆肥化があります。
市では、家庭から出る生ごみの減量と堆肥化による資源の有効利用を目的として、生ごみ処理機器の購入者に対し補助金を交付しています。
購入を検討している方はぜひご申請ください。
食品ロス関連情報サイト
【環境省】
食品ロスポータルサイト〈外部リンク〉
食品リサイクル関連 食品ロスの削減・食品廃棄物等の発生抑制〈外部リンク〉
【農林水産省】
食品ロス・食品リサイクル〈外部リンク〉
【消費者庁】
食品ロス削減に向けた取組について〈外部リンク〉
【埼玉県】
食品ロスの削減〈外部リンク〉
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