熱中症を予防しましょう!

公開日 2024年05月08日

更新日 2024年07月29日

熱中症とは

 熱中症は気温などの環境条件だけでなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。熱中症の症状は、めまい・吐き気・筋肉痛・頭痛など様々な症状が起こります。重症になりますと、けいれんや意識に消失など、最悪の場合は命に関わることもあります。今年も非常に暑くなることが予想されます。日頃から熱中症予防をとって行動するようにしましょう。

熱中症予防の5つのポイント

 エアコンを上手に使用しましょう

   上手にエアコンを使用し涼しい環境を作りましょう。特に、高齢者や持病のある方は、暑さで徐々に体力が低下し、室内や夜間でも熱中症になることがあります。周りの方も、高齢者等のいる部屋の温度に気をつけましょう。

  暑さを避けましょう

 熱中症は、暑い環境に長時間さらされることにより発症します。特に、梅雨明けで急に暑くなる日は、体が暑さに慣れていないため要注意です。湿度が高いと体からの汗の蒸発が妨げられ、体温が上昇しやすくなってしまいます。                                                                                      エアコンの効いた室内など、早めに涼しいところに避難しましょう。

  水分と塩分をこまめに補給しましょう

 のどが渇く前に水分を補給しましょう。汗には塩分が含まれています。大量の汗をかいたら、水分とともに塩分(スポーツドリンクなど)も取り、食事でも適度に塩分が補給できるとよいでしょう。また、高齢者の方は、暑さやのどの渇きを感じにくい傾向がありますので、こまめに水分を補給しましょう。

 「おかしい!?」と思ったら病院へ行きましょう

 熱中症は、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状から、ひどいときには意識を失い、命が危険になることもあります。「おかしい」と思ったら、涼しいところに避難し、医療機関に相談しましょう。

  周りの人にも気配りをしましょう

 自分のことだけでなく、ご近所で声を掛け合うなど、周りの人の体調にも気を配りましょう。スポーツ等行事を実施する時は気温や参加者の体調を考慮して熱中症を防ぎましょう。

こんな症状があったら熱中症を疑いましょう

軽症

 めまい、立ちくらみ、こむら返り(筋肉痛)、手足がしびれる、汗がとまらない、気分が悪い、                              

 ボーっとする

中等症

 頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感)、虚脱感、意識がなんとなくおかしい

重症

 意識がない、けいれん、体が熱い、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない

熱中症の注意喚起について

 市では、4月下旬頃(GW前)から9月末までに、環境省の「熱中症予防情報サイト」を利用し、防災行政無線及びメール配信サービスで熱中症の注意喚起を実施しています。ご理解よろしくお願いします。

熱中症警戒情報及び熱中症特別警戒情報が発表されたら

 熱中症警戒情報及び熱中症特別警戒情報が発表されたときは、市の防災行政無線及びメール配信サービスにおいて、市民の皆さまに通知内容を伝達します。特に「熱中症特別警戒情報」が発表されたときは、過去に例のない暑さとなり、人の健康に重大な被害が生じる恐れがありますので、普段以上に熱中症予防に努めましょう。

熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)

 「熱中症警戒情報」は、気温が著しく高くなることにより、熱中症による人の健康に係る被害が生ずる恐れがある場合、府県予報区内のいずれかの情報提供地点の最高暑さ指数(WBGT)が33以上となることが予想されたときに、前日の17時頃と当日の5時頃に都道府県に発表される情報です。

熱中症警戒アラート発表時の予防行動[PDF:1.51MB]

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)

 「熱中症特別警戒情報」は、気候変動適応法の改正(令和6年4月1日)により創設され、気温が特に著しく高くなることにより、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずる恐れがある場合、都道府県内において、全ての情報提供地点の翌日の最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測されたときに、前日の午後2時頃に発表される情報です。「熱中症特別警戒情報」が発表されたときは、市の防災行政無線及びメール配信サービスによる注意喚起のほか、市が指定した指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を開放します。

暑さ指数とは

 暑さ指数(WBGT)は、熱中症予防のための指標です。単位は、気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は、湿度、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の環境、気温の3つの要素を取り入れた値となります。

熱中症警戒アラート等のメール配信サービス

 「熱中症警戒情報」及び「熱中症特別警戒情報」は、メール配信サービスや環境省公式アカウントによるLINE通知を無料で利用することができます。無料でご利用できますので、ぜひ登録しましょう。

関連リンク  

熱中症警戒アラート等のメール配信サービス(環境省ホームページ)

「県公式LINE」で「熱中症予防情報・警戒アラート」のプッシュ配信(埼玉県ホームページ)

指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を公表します

 

 

 

  

お問い合わせ

健康福祉部 健康づくり推進課
住所:埼玉県羽生市東6丁目15番地
TEL:048-561-1121
FAX:048-563-4581

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