公開日 2023年08月02日
更新日 2023年08月01日
ムジナモと牧野富太郎
「日本の植物分類学の父」と呼ばれる牧野富太郎(1862~1957)博士は明治23年(1890)に食虫植物であるムジナモを国内(江戸川河畔)で初めて発見しました。牧野博士のムジナモの詳細な解剖図は学会に紹介され、世界的に知られることになりました。牧野博士のムジナモの発見は「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」の歴史の原点であるといえます。
令和5年4月にはNHK連続テレビ小説「らんまん」は牧野富太郎博士がモデルとして取り上げられ、非常に注目を集めています。羽生市教育委員会では牧野博士とムジナモのかかわりに焦点を当てた講演会・パネル展を開催します。
「日本のムジナモ発見者!牧野富太郎の植物研究と生涯」を開催しました
令和5年7月22日(土)に羽生市産業文化ホール小ホールで「日本のムジナモ発見者!牧野富太郎の植物研究と生涯」を開催し、市内外から330名の御参加をいただきました。練馬区立牧野記念庭園の田中純子先生に講演をいただき、参加者はムジナモや牧野富太郎の理解を深めました。
その他に小ホールロビーでは、実際のムジナモの展示や文化財パネル展、市内小・中学生のムジナモぬりえの展示を行いました。講演会の協賛・協力をいただいた羽生市ムジナモ保存会や㈱東亜酒造、㈱ロアールなどがブースを出し、講演会を彩りました。
田中先生の講演
たくさんの方々にお越しいただきました
実際のムジナモの展示 当日は花が咲いたムジナモを見ることができました。
文化財パネル展 市内小・中学生のムジナモぬりえ
協賛・協力いただいただいた企業・団体が講演を彩りました。
日本のムジナモ発見者!牧野富太郎の植物研究と生涯
※申込みは終了しました
牧野博士は日本でムジナモを発見し、その詳細な植物図を描いたことで有名になりました。牧野博士が研究に生涯をささげた軌跡を追います。
日時 令和5年7月22日(土) 午後2時から午後4時(午後1時開場)
場所 羽生市産業文化ホール小ホール
定員 400名(先着順)
費用 無料
講師 田中 純子 氏(練馬区立牧野記念庭園学芸員)
申込み・問合せ 5月15日(月)から7月16日(日)までに電話で生涯学習課(048-561-1121 内線315)またはメールkouza@city.hanyu.lg.jpまで
ムジナモに関連したプレゼントもありますので、ぜひご参加ください!
文化財パネル展「ムジナモと牧野富太郎」
「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」やムジナモや牧野富太郎の関係に焦点を当てたパネル展を開催します。
会場・期間・開場時間
(1)羽生市役所(1階エレベーター前)(羽生市東6丁目15) 5月29日(月)~6月16日(金)
午前8時30分~午後5時15分(平日のみ)
(2)羽生駅(自由通路)(羽生市南1丁目1-62) 6月24日(土)~7月17日(月) 駅開場時間
(3)羽生市産業文化ホール(小ホールエントランス)(羽生市下羽生876) 7月22日(土)
午後1時~午後4時
(4)キヤッセ羽生(農cafeムジナモ内)(羽生市三田ヶ谷1725) 7月29日(土)~8月27日(日)
午前11時~午後3時
(5)道の駅はにゅう(情報提供スペース)(羽生市上新郷7066) 9月2日(土)~10月1日(日)
午前8時30分~日没まで
各会場入場無料
もしも牧野富太郎が宝蔵寺沼ムジナモ自生地を訪れたら?
日本でムジナモを初めて発見した牧野富太郎博士ですが、宝蔵寺沼ムジナモ自生地を訪れた記録はありません。「もしも牧野博士が宝蔵寺沼ムジナモ自生地でムジナモを発見したら」というコンセプトで画像を作成しました。
令和5年7月3日の羽生市内小・中学校の給食にて、のりのパッケージのデザインとして利用されました。
※画像の一部は牧野博士キャラクター「まきのさん」(高知県立牧野植物園)を利用しています。
地図
産業文化ホール(ムジナモ講演会)
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